CHALLENGE

セールス・プロモーション企画、やまな ひろあきが屋外で笑う様子の画像

先端ビジネスへゼロから挑戦し、
成長市場で戦うための礎を築く

Hiroaki Yamana 2005年 新卒入社 セールス・プロモーション企画

Job Summary

仕事概要

ネットワーク&セキュリティ推進本部は、ネットワークとセキュリティに関する製品やサービスを国内外から仕入れて販売し、販売パートナーが提供するソリューションの支援を行う組織です。マーケット戦略の立案から製品ポートフォリオの検討、営業支援まで幅広く担当します。
本部長を務める山名のミッションは「成長戦略」と「構造改革」の2軸から、事業プランを考えること。俯瞰的な目線でデータに基づく戦略を描き、成長市場におけるSB C&Sのプレゼンス向上を狙います。

セールス・プロモーション企画、やまな ひろあきがインタビューに答える様子の画像

「将来、通用しなくなる」。
強い問題意識から発足させた新プロジェクト。
Project

昨今、テレワークやクラウドサービスの利用拡大に伴い、セキュリティの在り方にも変化が求められています。これまでは社内ネットワークの中と外を区別し、中への侵入を防ぐ「境界防御」の考え方が主流でしたが、どこからでも情報にアクセスできる今、旧来の方法ではサイバー攻撃の脅威から全ての情報資産を守りきれません。そこで注目を浴びているのが、「ゼロトラスト」と呼ばれる新しいセキュリティの考え方です。社内外全てのアクセスを信用せず、その都度安全性を検証することでセキュリティを確保します。
当社では部門横断型の「ゼロトラスト・プロジェクト」を推進しています。プロジェクト発足のきっかけは、私が営業部門からネットワーク&セキュリティ推進本部に異動した当時に抱いた課題感。クラウドシフトが進む中、当社の扱うセキュリティ製品とその売り上げの大半を占めていたのは、オンプレミス製品でした。先行して新しい技術に着手しなければ、いつか世の中に通用しなくなる時代が来る。そう感じた私は、状況を打破するためにプロジェクトを立ち上げることにしました。当時は課長ポジションでしたので、部署を新設するような策は打てませんし、いろいろな人の力が必要だと考えたからです。
そのような課題意識に賛同いただき、技術や販売推進、マーケティング担当など、たくさんの方に参画いただきました。3カ年のビジネスプランを当時の経営陣へプレゼンし、2020年から本格始動となりました。

セールス・プロモーション企画、やまな ひろあきが同僚2名と談笑する様子の画像

海外市場でニーズを未来予測し、
未知への挑戦を成功に導く。
Turning point

ネットワークやセキュリティ製品を提供するベンダーは比較的海外に多く、先進事例も豊富にあります。そのため、当社のポートフォリオを最新化するため、海外のカンファレンスなどにも足を運び情報を得るようにしています。プロジェクトの中で最初に着手したのは「日本市場にフィットするか」「目的にマッチするか」などを判断する製品選定基準の検討です。数百社が出展する海外のカンファレンスに参加しても、基準がなければ最適なベンダーを目利きできないためです。具体的には、セキュリティに関する「時代の潮流」と「ニーズの変遷」を可視化し、機能全体をマッピングしました。そこから、自社でカバーできていない機能や今後ニーズの高まりが予測できる機能などを分析していきました。
取り扱いたい製品の目星がついた後は、ひたすらアポを取り、現地まで会いに行きました。創業者や経営層と英語で直接会話することで、会社のビジョンやプロダクトを生み出した背景とその熱量も伝わってきます。そうすると、会社の将来性や日本市場との相性などがよく分かり、より詳細な分析ができるようになるのです。
仲間と一緒にビジネスとテクノロジーの知識を深め、数年先を予測し選定したベンダー候補と交渉を重ね、対話を通して相手を理解し、そのベンダーの国内での取り扱いを開始できたこと。これらの経験は、私自身を大きく成長させてくれました。これまで培ってきた知見や語学力など、自分の持つさまざまなスキルを掛け合わせて得られた結果と言えるので、自信にも繋がりましたね。

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製品の最新化で「期待を超える提案」が可能に。
今後は成長市場でさらなる高みへ。
Results

「ゼロトラスト・プロジェクト」の取り組みにより、当初の目標通り、セキュリティ領域におけるポートフォリオをクラウドまでカバーできるモダンなものに進歩させられました。これは非常に大きな成果と言えます。
ポートフォリオを増やせたことにより、より提案の質も高まりました。同じカテゴリの製品を複数並べて社内で技術検証を行うことで、深く分析した製品情報を、販売パートナーの課題やビジネス特性に合わせてフラットにお伝えすることができるのです。さらにその先を行く取り組みとして、販売パートナー1社1社に適切な製品と打ち手をオーダーメイドで提案する「ソムリエ」ポジションも新設しているので、そこでも提案の質を上げられます。
このプロジェクトがセキュリティの成長領域において事業を伸長させていく礎となり、「セキュリティといえば、SB C&S」という世界観を打ち出すための武器を持てたと自負しています。販売パートナーの期待を超える提案活動の積み重ねによって信頼を獲得していき、さらにビジネスを拡大していければと思います。
今後も社内外でさまざまな施策に取り組み、SB C&Sの存在感を高めていきます。海外企業が日本に進出したい場合は、当社に声をかけるのが当たり前という状態も作りたいですね。現時点で若手メンバーも多数参加してくれているので、ともに挑戦していただける方をお待ちしています。

Why SB C&S? 私がSB C&Sを選んだ理由

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フラットな環境で挑戦できたからこそ
今の自分がある。

私は当社のフラットな社風に惹かれて入社を決めました。私が就職活動をしていた当時、社員が社長を「さん付け」で呼び、楽しそうにエピソードを語っているのを見て、自分の意見が言いやすい会社だろうと直感しました。
私が早期に成長し昇格もできたのは、この社風あってこそだと思います。意欲とプランがしっかりしていれば挑戦を応援してくれる風土があるため、自分がチャレンジしたいことを「ゼロトラスト・プロジェクト」で実現できました。そして、実力主義の環境下で周囲と切磋琢磨できたことで、自身の強みを磨きつつ、新たな知識を習得できたのではないかなと思います。経験を組みあわせることで希少価値を生み出し、高みを目指せる環境が整っています。

※記載内容は2025年1月時点のものです

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